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古⺠家再⽣活動

休耕地・耕作放棄地の活用

10年後の2023年には空き家数が2150万戸とも言われ、全住宅の1/3が空き家になってしまうという民間予測もあります。空き家には都市部や観光地の一等地による地価の高騰から、子育て世代などが購入できない面と地方・郡部の少子高齢化と過疎化による限界集落に陥る面との両面があります。

また、農地などは若者の就農離れ、農業従事者の高齢化によって休耕地・耕作放棄地となり、就農者の減少に伴い自給率の低下もとどまりません。東京などの大都会の一極集中は是正されず、政府や自治体は地方移住を推奨しますが有効な手だてが打てているとは言えません。

こうした問題解決の一助として、

当団体は「日本養蜂園」「環境技術事業共同組合」「農事組合法人おおしま村」「京都美観保存会」などとパートナシップ協定を結び循環事業の一環で休耕地や耕作放棄地の活用として里山に形成、地域の緑化や子供の森林教育などに注力しています。

養蜂事業

「農地の再生」・「生態系の保全」・「景観美化」・「蜜源植物の増殖」を目的にしており、耕作放棄地の解消、地域の雇用創造、地域活性化へと繋がります。早生桐育成植林事業は「農地の活用や地域貢献」・「雇用機会の創出」・「バイオマス燃料としての活用」・「CO2排出の減少」へと取り組み、農事組合は「食の安全保障」・「国産農産品の需要増加」・「自給率の底上げ」など農業の活性化・就農者の増加へとつなげるよう提携し学生など若年層との橋渡しにむけ日々、活動を続けています。

【京丹後市の市花「トウテイラン」のハチミツ】

令和4年度には京丹後市にある「道の駅食のみやこ 丹後王国」ともパートナシップ協定を締結し、旧農業公園の再生利用の一環として養蜂の蜜源となるレンゲやヘアリーベッチなどの種まきをしており、採取が楽しみであると同時に京丹後市の市花である「トウテイラン」から採蜜し京丹後市のハチミツとして地方創成に微力ながらお手伝いをさせて頂いています。

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